約10年ぶりの自作絵本になりました。
子どもの頃から自転車が大好きでした。知らない道を走ってみるのが好きでした。大人じゃなくても、どこまでも行けそうな感じが好きでした。自分だけの乗り物!という部分にもグッとくるものがありました。
大人になってからも、ママチャリ自転車の部品を全部バラして、「オーバーホイール、、オレ、オーバーホイールしてる」とニヤニヤしていました。自転車でちょっと散歩と思っていたのに、思った以上に遠くまで来てしまい公園で野宿したり、大きな川を渡し舟に自転車を乗せてもらって渡ったりしたこともありました。その頃から自転車=旅になっていました。
あの頃なんで自転車で日本一周しなかったんだろうオレ。
絵でなんとか仕事をしていきたい!という気持ちがどこかにあったのかもしれないな。
そんなこんな全てを、32ページの絵本に入れることはできないのですが、どっかに滲み出ていたら嬉しいです。