庭にごめんなさい

先日ベランダに寝っ転がってみました。太陽の光がすごく気持ちがよくてお手軽日光浴ができました。ふと下をみると、庭の梅の木にメジロが遊びに来ていて目が合いました。

「はっ!おじゃましましたー」

メジロはすぐに飛んでいってしまいました。うーん、残念。もっと居てくれていいのにと思ったけど、庭は完全に荒れ放題で、居心地いいとはいえない状況。これじゃ遊びに来たくないよなあ。そうだよなあと考えていたら、ふと先日読んだ本の言葉を思い出しました。

「土地や家にもアイデンティティーがあるんだよ」

はっ!そ、そうか。そうなのか。

「オレはこの家もおじいちゃんの匂いがするとか不満を言ってしまったな。庭も小さいし、ほぼ日陰だし何も手入れしたくない!って文句タラタラだったな」

心のなかで、家と庭にごめんねと言いました。それから庭をちょっとだけ掃除しました。ほんの、ほーんの少しだけ庭が許してくれたような気がしました。

狭い庭だけど、梅の花がキレイに咲いています。椿も咲いています。またメジロ来るかな?今度はもう少し長く遊びに来てほしいです。