メキシコの思い出2(爆走編)

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バスにのって

となりの街まで行ったよ

山をこえても

川をこえても

街には

まだつかない

まだつかない

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サボテンだらけの山をこえて

街へ行ったよ

でも街には

まだつかない

まだつかない

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夜もバスにのって

街へ行ったよ

山賊のでる谷をこえて

バスは猛スピードで

走り抜けたよ

でも街には

まだつかない

まだつかない

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ボクはやっと街についた

もうのどはカラカラ

街の広場でジュースを

のんだよ

空はカラカラ

風もカラカラ

さてさて、メキシコはとても広い所なので街から街まで移動するだけでも一苦労です。日本のようになんとなく町並みがつづくのではなくポンと街があり、隣の街まではただひたすら荒野が広がっているという感じです。

メキシコでの一般的な交通手段がバスと言うことでボクたちもよくバスに乗りました。いやーでも、ホントに広い!そのなかで、ビックリしたのがサボテンであった。メキシコと言えばサボテン!という、なんとも安易で失礼なイメージしか持っていなかった自分ではあったがやはり本場メキシコである。見渡す限りの山々が全てサボテンで覆い尽くされていたのを見た時はホントに凄いと思った。

次にびっくりしたことと言えばバスの運転。山の中のグネグネ道を信じられないスピードで走り、荒野の一本道もこれまた物凄いスピードでかっとばす。

この運転手はスピード狂なのか?と思うほどである。このことをフランシスコに聞くと
『トロトロ走っていると山賊に止められてしまうから』
という答えが返ってきた。恐い、、、、実際バスが襲われて日本人が殺されたこともあるらしい。しかも、次の日バスの中で目が覚めると窓に弾丸の跡が。ぜったいやばいみんなびくびくしながらバスに乗ったのでした。

そんなこんなでやっと街に到着。街の中央には必ず広場があります。そこでボクたちはいつもコーヒを飲んでいました。

(1997年頃のメキシコ旅行記より再掲載)

その1(メキシコ人?編)
その2(爆走編)
その3
おまけ(あなた日本人?)

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