ふらふらと
どこかに行きたくなったので
理由もなく鉄塔をたどってみました
どこまでも どこまでも
ふらふらと遠くへ
行くのでした
自転車で散歩 2004.9.10より再掲載
フラフラと自転車にのって
散歩していたら見えた鉄塔。
う~ん、かっこいいなあ。
でかいし、鉄骨むき出しだしあとは
えーとえーと・・まあいいや。
なんとなく、鉄塔をたどってみたく
なるのでした。
ぼくの好きな映画
「鉄塔武蔵野線」
みたいじゃん!と一人でにやにやしながら
走る姿はとってもあやしいと思うのだった。
よく見ると、
鉄塔に番号がふってあった。
確かさっき見た鉄塔は100番だった。
ということは、これをず~っと
たどっていくといつか1番の鉄塔に
行き着く!!う~ん見てみたい!
ますます映画と一緒じゃん
と自分に突っ込みを入れるのでした。
たぶん、インターネット等で調べたら簡単に分かるのだろう。
でも実際に自分の体を動かして調べるのとは、全然違うことだと思う。
作家というものは、もっとこういうことをしなければいけないんだ!
体験するんだ!自ら動くんだ!
と、言い訳して絵も描かずシメキリも忘れたふりして、フラフラ・・・
どこまで続いているのかなあ
途中気になったものを
写真に撮ったりして
ゆっくりゆっくり、鉄塔を
たどっていく
あ、お蕎麦屋さん発見
ぎゃーーーー!!
巨大たぬき!!こ、怖い。
なんて顔してるの!?お客さんは逃げ出さないのだろうか?
そんな心配をしながら、放浪は続く
たどった鉄塔No.100~No.88