すっかり忘れていたちび絵にまつわる話。
最近いろいろやりたいと言って、ぬいぐるみだったり
版画だったりやるのはいいが、途中でやりっぱなしが多い。
これではいかん。ちび絵の話もせめて100話ぐらいは書きたい。
というわけで。今回は船の話。
船はかっこいい。
海に浮くのがかっこい。重いのに。
子供の時に読んでた本に
「実験してみよう!
粘土をサイコロの形にして水に浮かべようとしても沈むけど
そのサイコロを船の形にしてごらん?
ほ〜ら、同じ粘土なのに形が違うだけで浮かぶよ!ふ〜しっぎ〜!」
というコーナーがあったので、さっそく粘土を取り出し試してみた。
なるほど、たしかに船の形にしただけなのに浮かぶ!
どっちも重さは一緒なのに!すごい!
子供ながらに感動したのを覚えている。
でも、実験後。
びしょびしょ、ヌルヌメになった粘土を片手に途方にくれた。
「ど、どうしたらいい?」
タオルなんぞで拭いた日には、かーちゃんから目ん玉飛び出るぐらい
怒られることは子供でもわかる。
とりあえず、船の形のままではかさばるからサイコロに戻そうと思い
ぐっと力をこめると、水に浸った粘土はなんともいえない感触。
気持ち悪い、、、。
その後、その粘土をどうしたのかはよく覚えていない。
あの実験のコーナーを書いた人は、実験後のことも考えて欲しいものだ。
とにかく!船はかっこいい!という話でした。