ワークショップとあと絵本作家になるには

ワークショップは段ボールをつなげて鯉のぼりを作りました。
最後は鯉のぼりの中に入って遊びました。
楽しかったな〜オレも鯉のぼりトンネルに入りたかった。
あとワークショップの後に
「子供を絵本の塾とか学校に行かせたいと思っているのですが、、」
という相談を受けました。ぼくが
「べつに行かせなくてもいいですよ」
と言ったら、相談された方がずるっと
ズッコケタように見えました。気のせいでしょうか、、。
いや、確かにずっこけていた気がします。
そんな受け答えしかできずにすみませんでした。
でも、本当にその必要はないと思いますよ。
「ルークよ、、まだ時ではない、、」
(スターウォーズ ヨーダの言葉より)
というやつです。
僕の場合ですが、絵本を作る時
なんかもやもやと自分の頭の中、身体の中にあるものを

絵本というフィルターを通して

外に出す
という感じです。これをコーヒーに例えると
コーヒー豆を

ごりごり煎ってフィルターを通して

コーヒーにして飲んでもらう
と、なります。たぶん学校などでは焙煎の方法やテクニック
お湯の温度は何度がいいかなどは教えてくれますが、
肝心要のコーヒー豆が無ければ意味がありません。
「絵は上手いけど、描きたいものが無い」
という状態です。
そして絵本のコーヒー豆は
それぞれが自分で見つけて来るしかないと思います。
それを経験とか人生というのかもしれません。
ずっと動物園の飼育員をしてきた人の絵本がすげー面白いのは
そういうコーヒー豆がたくさん身体に詰まっているからでしょう。
ちなみに、僕の最近のコーヒー豆の集め方は
「とにかく観察する」
です。できるだけ本物を見る。
公園のアリ一匹を2時間観察するとか
動物園に行ってキリンだけをずーーーーっと見てるとか
庭の雑草が何種類あるか調べるとか
大人になってからだと大変なことも結構あります
ずっとアリを見ている30代男性丸坊主、、、
怪しすぎます
20代は学童保育や造形教室で働かせてもらったことが
すごくおおきかった。
子供の頃の経験でいえば
畑にとにかく深い穴を掘ってみたくなってどんどん掘った。
親も特に止めなさいとか言わなかった。
翌日は人生初の筋肉痛でわんわん泣いた。
とか
母親と一緒に自転車で買い物に行った時
ずーっとまっすぐな道があって
「すごい!どこまでまっすぐなんだろう?この道!」
と僕が行ったら母親が
「じゃあ、どこまでまっすぐか行ってみよう!」
と答えてくれたのがすごくうれしかった。
などなど
が、すごくいいコーヒー豆になって、頭の中に残っています。
なので、まずはコーヒー豆をたくさん集めることが大事なのかな。

3 thoughts on “ワークショップとあと絵本作家になるには”

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    娘の頭のコーヒー豆どうなっているのかな!?
    ついつい時間に追われ小言が増えてしまうけど、たまには娘の心に寄り添ってのんびり遊びたいなぁ♪石井さんのお母様素敵ですね!!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    母親はよく言えばお茶目
    でも子供の頃は
    「もっと大人らしく振る舞ってほしい、ちょっと恥ずかしい」
    と思ってました笑
    しかし確実にあの血は受け継いでいるなあと思う
    今日この頃です。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    娘は、また遊びた〜い♪なので、気が向いたらワークショップをして頂けると嬉しいです!!
    学校休んででも行っちゃいます。
    よろしくお願いします。
    またお会い出来るのを楽しみにしています☆
    髪の毛がなくてビックリした!!とも言ってました(゜o゜)

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