締め切りをほったらかして、美術館へ。
やっぱり実際に見てきてよかった。
買ったDVDの中で
主人公の顔の表情を何度も書き直しているシーンがあった。
「自分の求めている表情にどれだけ近づけるか、技術ではなく粘り度ですね」
という言葉が印象的だった。
「森のイスくん」を描いた時は、9割描き上げた時点で
イスくんの輪郭が直線的すぎるという編集者の指摘から
有機的なものに見えるよう、でもイスにも見えるように
ほんとうに微妙な線を求めて
全部のイスくんの顔を何度も修正したのを思い出した。
こういうねばりは
もうすぐ終わると思っているだけに
本当に気持ち的にもしんどくなる。
でもやっぱり必要な作業なんだと改めて思った。
ねばる力をもっともっとも〜っとつけないとなあ。
じゃないと今やってる仕事の
「あと一ミリ修正して下さい」
という要望に発狂してしまう。
2 thoughts on “技術ではなくねばり度”
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行きたくてもいけなかった展覧会…
いいな、石井さん、いいなぁ…
井上さんの作品を読んだというのは、大げさでも何でもなく、自分のエポックメイキングでした。
スラムダンクを読まなかったら、いまの私はいないです。
1億冊記念の神奈川三崎高校でのイベントも、埼玉方面から、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、行ってました。
そして、石井さんのお話は聞きに行くのでありました。
好きなもののためには、労を惜しまず、ですね。
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おお〜あの黒板のマンガ見たんですね
いいなあ
ぼくも、もっともっといろいろ挑戦しなければっ