夏に続く言葉を考えて書いてみました。
ラジオ体操もやってないしプールにも行ってないなあ。
昨日はたくさんお酒を飲みました。
一昨日は、たくさん自転車に乗りました。
そしたら宮崎駿さんを見かけました。
車で追い抜かれたので、自転車で必死に追いかけたら40キロ出てました。
しかし追いついてはみたものの
声をかけれるはずもなく
たとえ声をかけたとしても、オレはいったい何を言うつもりだったんだ?
と考えると急に恥ずかしくなってしまった。
「ぼ、ぼくも絵を描いて、、あ、絵本を描いているんです。
いや、でも最近はさぼってばっかりで、、」
頭の中で会話を妄想してみても
こんな言葉しかでてきません。
そうこうしているうちに信号が変わり
宮崎さんの車はブーンと行ってしまいました。
僕はまた自転車で、とぼとぼ走りました。
時速10キロぐらいでした。
「この映画一本で世の中変えてやるんだ。
もちろん変わるはずなんてないんだけれど。
でもそれぐらいの気持ちで映画ってのは
作らなきゃだめなんです」
そういえばテレビ番組であの方は
そんな事も言っていたなあと思いながら
また自転車をこぎました。
夏というものは、この様な出来事が
ある日突然におこる季節なのかもしれないなあ
と思うのでした。