こけしの季節

kokeshi

今年も西荻窪の「ウレシカ」さんで開催されるこけし展に誘ってもらいました。去年作った不気味なこけしが家に戻ってきたので、ガリガリ削って新しい絵を描こうと思います。

こうやって毎年毎年このこけし様を、描いては削り描いては削りを繰り返すのも楽しいかもしれない。削りすぎてだんだんと細くなっていくこけし。だがついにある年
「こ、これは!!」
と自分でも思えるような絵が描ける。毎年誰にも買われず戻って来るこけしを見るたびに、さみしい気持ちになっていたのに今度は自分の部屋に置いておきたい、、売りたくない、、と思ってる自分がいる。売れてほしくないのでちょっと強気の値段をつける。
「でも、こういう時にかぎって売れちゃうんだよな。あ〜もっと値段高くするか?いやいや、、さすがに」
そんな邪念を感じとったのかどうか知らないが、結局こけしは売れずに戻ってきたのだった、、、。なんかよけいさみしい、、せつない。もう来年何を描いたらいいかわからない、、。

な〜んて。

こけし展日程などはまたのちほど。